公益財団法人明日佳は、特別支援学校や特別支援学級などで学ぶ子供達の健全育成にスポーツを通して寄与することと共に、児童養護施設に処遇されている小学生への学習支援を行うことを目的として活動しています。
まず公益財団法人明日佳は、北海道教育委員会や札幌市教育委員会、北海道特別支援学校長会等と連携して、スポーツ活動を通して、特別支援学校等で学ぶ子供達の心と体が逞しく育ち、卒業後、自立に向けた就労力が身に付くことを願いとしています。このため公益財団法人明日佳は、北海道内全ての特別支援学校を招待する小野寺眞悟杯特別支援学校フットサル大会を開催し、子供達相互が切磋琢磨する姿を確認する場を設けるとともに、特別支援学校等の要望に応じてスポーツ用具を寄贈する事業、フットサル指導者を特別支援学級に派遣する事業、子供達の障がいの実情に応じたパラスポーツの実践がより活発化する研究助成とその実践的研究の成果を整理した論文集を発行しています。
次に公益財団法人明日佳は、現在、児童養護施設に入所している小学生が、基礎的な学力を身に付け、将来、各人の能力を最大限発揮して豊かな生活を送ることができるよう、学力面において支援することを目的として、既に児童養護施設での学習支援を行っているNPO法人に学習支援ボランティアを派遣等するへの経済的助成を通じて、児童養護施設の小学生に学びの機会を提供するための支援を「寺子屋」事業として、令和7年度から実施いたします。
公益財団法人明日佳は、このような具体的な各種事業を通して、特別支援学校等に学ぶ障がいのある子供達や児童養護施設に処遇された不遇な子供達一人一人が持っている力を最大限に発揮して、子供達が満足感・充実感を味わい、明日への望みと意欲をもって、日々の学校生活を全うすることができることを願って事業を進めてまいります。
今後とも、私たち公益財団法人明日佳は、特別支援学校等に学ぶ子供達や児童養護施設に処遇された子供達が、より一層、「健康で 賢く 明るい」毎日を過ごすことができるよう、皆様方からのご支援とご協力を賜りながら事業を進めますので何卒宜しくお願い申し上げます。